私が歯科矯正を志したころは、矯正の患者さんも今ほど多くはなかったし、また専門の先生もやはり少なかったのです。ですから、各町に矯正の専門のクリニックが必ずあることはなかったのです。それで、町の歯科医院の依頼で、教育機関である大学から専門医が月に一回のペースで診療をしに行ったものでした。ほとんど矯正の設備(矯正用のレントゲンやプライヤーなど)もなくひどいものでした。